ムダ毛にも役割はあった!?
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ムダ毛は意味もなく生えてきているわけではありません。ムダ毛と言われる体毛にも役割があったのです。
邪魔で見た目も悪いムダ毛、何のために生えてくるのだろう?と気になった事はありませんか?ムダ毛は意味もなく生えてきているわけではありません。ムダ毛と言われる体毛にも役割があったのです。例えば次のような役割があります。
・皮膚を守る
・保湿
・紫外線防止
・肌の温度調節
・断熱
上記のように、ムダ毛は決して理由なく生えてきているわけではありません。ムダ毛が生えている事で外気が直接肌に触れるのを防いで体温コントロールする事ができ、摩擦防止にもなるのです。ムダ毛がないと摩擦によるダメージも大きくなってしまいます。
頭髪が頭部を守るように、重要部位ほど毛は密集しています。両腕の付け根にあるわき毛は皮膚同士の摩擦を和らげ、陰毛は生殖器を守ってくれる役割があるでしょう。このように、ムダ毛は必ずしも無駄に生えているというわけではありません。
ムダ毛の生えている毛根の周りには神経が張り巡らされていて、振動などの情報を外から察知しています。感覚器としての役割を果たしているのです。ムダ毛には紫外線の影響を減らしてくれる働きもあります。身体を守るためにもムダ毛が生えているといっても過言ではないでしょう。
そもそもムダ毛って?
ムダ毛とは頭髪や眉毛など以外の、明確に役割を持った毛と違ってあまり必要ない毛の事をいっています。人間には全身の毛髪を含め、およそ150万~200万本の毛が生えています。一般的にムダ毛が生えていると美しく見えず、現代では日々ムダ毛処理している女性も多いでしょう。体毛といっても様々で、例えば頭髪は紫外線から頭を守る役割、まつげやまゆ毛は異物や汗の侵入を防いでくれています。鼻毛も厄介ですが、空気中のごみやほこりなどの侵入を防いでくれるなど役割がはっきりしています。
役割がはっきりしない体毛にも役割がちゃんとあった
役割がはっきりしていないものもあります。どうしてこんなところに生えるのだろう?というような部分に、うっすらうぶ毛やムダ毛が生えている事もあるでしょう。
・背中
・お腹
・胸
・腕
・脇
このような体毛も全く役割がないかと思いきや、実は大事な役割を果たしてくれています。例えば発汗をスムーズに行う、体内に取り込んだ毒素を排出する働きがあります。
今の生活環境を考えるとムダ毛があっても意味がない
良い役割もあるムダ毛なので決して無駄ではないという見方もできますが、現代の便利な環境を考えると、ムダ毛の役割はほとんど必要なくなっています。なぜなら冷房や暖房などの機能が昔よりもはるかにすすんでいて、ムダ毛で温度調節する必要がほとんどないからです。現代の生活環境を考えると、ムダ毛はほとんど存在価値ないと言えるでしょう。必要ないムダ毛を処理するのは、今ではもはや女性としての身だしなみであり、清潔感、見た目の美しさを重視した行為です。美人の条件には、ムダ毛がなくてツルツルした肌も挙げられます。あっても意味がないだけならいいですが、女性にとってムダ毛は天敵となるでしょう。見た目にも影響してしまい、ムダ毛がある事で男性からの評価が下がってしまう事もあるのです。ムダ毛が原因で男性からドン引きされてしまった女性のエピソードも多いです。
身だしなみとして脱毛処理を行っておく事は、女性にとってもはや鉄則ですね。
まとめ
いかがでしたか?
ムダ毛はただムダでしかないと思っていた方も多いでしょう。しかし本来は人間の身体や肌を外部から守るために生えているのですね。といっても現代の生活環境では体温調節できるような設備がちゃんと整っているので、ムダ毛が皮膚をガードしてくれなくても、身体を外部の刺激から守れるのです。これを考慮すると、ムダ毛は見た目を邪魔するものでしかないのでやはりムダ毛のない綺麗なツルツル肌が求められるでしょう。