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妊活中に避けたい化学物質

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もしかしたら、不妊の原因は毎日知らないうちに取り込んでいる化学物質が影響しているかもしれません!
なかなか赤ちゃんが授かれない時、検査をしてみると男性側に不妊の原因があることもあります。
今回は、化学物質の妊活への影響についてお伝えします。
妊娠しやすい身体つくりの為に、お役に立てましたら幸いです。

妊活中に避けたい化学物質とは?

不妊に繋がる可能性のあるとされている3大化学物質を、各化学物質毎に解説しています。

界面活性剤

ある大学教授は、先進諸国に不妊症が多いのは、先進諸国だけが大量に使用している日常的な商品である合成洗剤であると着目し、
実験を行った結果、合成界面活性剤や様々な有害物質入りの合成洗剤を使用すると、受精卵が流れるという研究結果を発表しました。

化学技術庁も、界面活性剤入りの合成洗剤が原因で出生率が低下しているという研究結果報告をしています。

生理用ナプキンに使用されている化学物質

現在市販されている生理用ナプキンは、ほとんど石油系の化学物質が使用されており、
ナプキンの表面には、漂白されたポリエステル等からつくられている不織布が使用されています。
最近では、生理用ナプキンをケミカルナプキンと呼び、化学物質で作られていることを強調する声も多くなっています。
又、子宮内膜症や子宮筋腫といった子宮系の病気が最近増加している原因の一つに生理用紙ナプキンがあるともいわれています。

女性のデリケートな部分に化学物質をあてるのは不妊にもつながるので、
妊活中の方は特に、綿やオーガニックコットンでつくられた布ナプキンの使用をおススメします。

最近では「紙ナプキン」ではなく「ケミ(ケミカル)ナプキン」と化学物質で作られていることを強調するような呼び方をされることが増えてきました。体への悪影響を知ってケミカルナプキンを使うことが怖くなったという声も少なくありません。

デリケートな部分に化学物質を当てるのは体への悪影響が心配

紙ナプキンって何から出来ているのかな?と気になりながらも便利だし、当然これを使うものだと思ってきたという方が多いのではないでしょうか。

実は現在の紙ナプキンはほとんどが石油系の素材が使われており、漂白されたポリエステルやポリプロピレンから作られる不織布が表面に使われています。
では布ナプキンはどうでしょうか?原料は「布」というだけあって、綿やオーガニックコットンと肌触りがよく安心して使うことが出来るものが多いです。

特にオーガニックコットンのものを使えば製造過程で化学的な加工を避けてつくられているため、体に優しくて耐久性にも優れていますよね。

うことでその努力が無駄になってしまっているなんてこともあるかもしれません。

それに、デリケートな部分にこういった化学物質を当てているというだけで、何だか恐ろしくなってきますよね。

そしてこの子宮内膜症や子宮筋腫は不妊を招く大きな原因であることは皆さんご存知だと思います。生理の期間は5日程度と短くても、毎月積み重ねていくことで体には大きな影響があるんですね。

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環境ホルモン

環境ホルモンとは?

環境ホルモン(内分泌攪乱物質又は外因性内分泌攪乱化学物質と呼ばれています。)とは、
環境中に存在する化学物質のうち、生体にホルモン作用をおこしたり、逆にホルモン作用を阻害するもので、内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質とされています。

環境ホルモンは生物のホルモンの働きを狂わせてしまう物質の総称で、環境ホルモンの代表的な化学物質として
ダイオキシン、ポリ塩化ビフェニール、PDT、エステルがあります。

そして注意しなければならないポイントは、化学物質を可能な限り体内に摂りいれないこと。

生活用品に含まれる「フタル酸ジブチル」と「フタル酸ジイソブチル」この2つの化学物質は、生まれてくる子供の知能に悪影響を及ぼすことも研究で分かっています。

これら化学物質を多く摂りいれた母体で育った胎児は、そうでない子供よりもIQが7~8%低かったそうです。

たとえば、プラスティックの皿を使用して電子レンジで加熱した食べ物には、フタル酸ジブチルやフタル酸ジイソブチルといった化学物質が発生するおそれがあります。

それ以外にも、ファストフードや香辛料が入った加工食品なども食べないように用心したほうが好ましいと言えるでしょうね。

環境ホルモンの原因

化学物質の中にはホルモンのような働きをする物質があります。
身近なものとしてはサランラップに含まれるノニフェノール、塩化ビニールの手袋に含まれるフタル酸、ごみを燃やすときに発生するダイオキシン等があり、
それらが環境を汚染して体内に取り込まれると、ホルモンの働きを妨げたり、逆にホルモンの代わりとなる働きをします。
環境ホルモンは殺菌剤や殺虫剤、農薬、食品添加物などにも含まれる場合があり、環境ホルモンとして働くものが私たちの周りには多く存在しているので、
誰でも日常的に体内にと取り込んでしまう可能性があります。

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環境ホルモンの影響

身体の小さい水生生物が特に環境ホルモンの影響を受けやすく、
ダイオキシンが問題化されていた頃、海外ではオスの生殖器のついたメスのアサリが増えたり、
工場排水の近くに位置する川の中から、メスとオスの両方の生殖機能をもつ鯉が多数発見された事例があるようです。

動物実験では、ダイオキシン、PCB、DDT等は低量でも精子の量の減少や精子を作る造精機能に障害を与えると研究結果が報告されています。
又、動物実験で、ダイオキシン類は、妊娠率の低下、流産、性周期の変調などを引き起こし、妊娠動物は胎仔の発生を障害する催奇形作用が生じたとの研究結果が出ています。

環境ホルモンの妊活への影響

■ 男性への影響

環境ホルモンの中の女性ホルモンの1つであるエストロゲンと似た働きをする化学物質によって、
男性の生殖機能が弱まり、インポテンや精子形成障害を引き起し、精子の量が減少する為、不妊に繋がるといわれています。

■ 女性への影響

環境ホルモンは女性ホルモンの1つのエストロゲンに似た作用を持ってる為、女性が環境ホルモンを摂取すると体内の女性ホルモンのバランスが乱れるといわれています。
人間のホルモンバランスは非常に繊細で、特に女性のホルモンバランスは外的な要因で簡単に乱れてしまいます。
女性ホルモンのバランスが乱れると子宮筋腫や子宮内膜症、月経不順や無月経、卵巣がん、乳がん、子宮がん、排卵障害等の原因となることがあり、不妊症になる可能性も高くなるといわれています。

環境ホルモンの予防&対策法

日常生活の中で簡単にできる環境ホルモンの予防法や対策法を紹介します。

食品

・農薬が使用されている野菜やお米等は極力さけて、無農薬のものを食べるようにする。
(野菜は良く洗い、火を通す作業を行うことによって有害物質となっているダイオキシンなどの量を減少できます。)

・食品添加物が入ったものは控える。
(食物繊維を多く含む野菜や緑黄色野菜は、食品添加物に含まれる化学物質を体外へ排出してくれる働きや、
解毒作用を助けるビタミンやミネラルを多く含んでいるので、積極的に食べると良いです。)

・加工食品には保存料や着色料が多く使用されているので、インスタントやジャンクフードは控える。

・身体に入ってしまった環境ホルモンには緑茶が良いという説もあります。

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ラップやプラスチック容器の使用を極力控える

カップ麺の容器やラップ、プラスチック容器に含まれる環境ホルモンが熱によって溶け出してしまい、
有害物質と食べ物を一緒に体内へ取り込む可能性があるので、
陶器等の器に移し替えて温めるようにしましょう。

天然もものを使用する

殺虫剤や洗剤などにも環境ホルモンが入っているものが多数あります。

洗剤類やシャンプー、洗顔料等は、出来るだけ無添加の商品や天然のものを使用し、
環境や身体に優しい生活を心がけましょう。

まとめ

私たちは、妊活に影響する化学物質に囲まれて生活しているといって過言ではありません。
一度体内に入ってしまった環境ホルモンを排出するのは困難で、半分の量まで減らすのに15年かかるという説もあります。
妊活の為にもできるだけ環境ホルモンを体内に入れない、身の回りに置かないことが大切ですが、
完全に排除するのは困難かと思うので、気になるものから少しずつ変えてみると、妊活にも好影響となると思います。
将来産まれてくる子供の為にも地球にも優しい生活を取り入れてみませんか?

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