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むくみに効果あり?漢方の効き目とは?

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むくみを改善するのは、マッサージやストレッチや運動等が効果的といわれていますが、
漢方薬は効果があるのでしょうか?
こちらの記事では、漢方薬による浮腫みの改善効果について、又、浮腫み解消に効果的とされている漢方薬の名称、
そもそも何故浮腫んでしまうのか?
浮腫みの原因等についてまとめています。

浮腫み原因(一過性のもの)

浮腫みの原因は、一過性のものと、
血管や肝臓や腎臓などの病気からのサインである場合があります。

ここでは、一過性の浮腫みの原因となることをまとめています。

長時間立っている

長い時間立っていると重力の関係で血液は足に溜まってきます。
そうすると、静脈に圧力がかかり、戻ってくる水分を受け入れられなくなり浮腫みが生じます。

長時間、同じ姿勢でいる

ずっと同じ姿勢でいると、ふくらはぎの筋肉の働きが少なくなり、筋肉の収縮によって作用するポンプ機能がうまく働かなくなる為、
血液やリンパの流れが滞り、浮腫みが生じます。

筋力の低下

通常、ふくらはぎの筋肉を使用して、静脈やリンパ管をポンプのように動かし、老廃物を上半身へ押し上げているのですが、
運動不足によってふくらはぎの筋肉が衰えると、ポンプ作用がうまく働かなくなり、
体内の水分や老廃物が下半身に滞りやすくなる為、浮腫みが生じます。

身体の冷え

身体が冷えた状態が続くと、血流が悪くなるので、皮膚の下に水分が溜まってしまい、浮腫みが発生します。

足が浮腫むと筋肉を硬くするので循環が悪くなり、冷えを更に増長してしまいます。

筋肉が硬くなると、脂肪も燃焼しにくくなり、皮下脂肪もたまりやすくなるので、足が太くなってしまう悪循環を招きます。

足が冷えると、浮腫みだけでなく筋肉を硬くし、贅肉もつきやすくしてしまいます

血行不良

血行不良の人は、身体の巡りが良くない為に、浮腫みが生じやすくなります。

水分や塩分のとり過ぎ

水分や塩分をとりすぎると、血液中の水分が増える為、余分な水分が溜まりやすくなり、浮腫みの原因となります。

生活習慣の乱れ(自律神経の乱れ、睡眠不足、ストレス、不規則な生活)

ストレスや睡眠不足、不規則な生活によって、自律神経が乱れると浮腫みが生じやすくなります。

交感神経と副交感神経のバランスによって、血行は維持されていますが、
睡眠不足やストレス等で交感神経に傾くと、血管が収縮し、血液やリンパの流れが滞ってしまいます。

ホルモンバランスの乱れ

生理周期が一定でない方や生理痛がひどい方は、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。
ホルモンバランスが乱れると、自律神経も乱れてしまいます。

老化

老化によって、筋力が低下する為、足の筋肉が弱くなり、血液を上に押し上げれなくなり、
心臓ポンプの働きが不十分となる為、足の甲にむくみが生じやすくなります。

浮腫みの原因(病気が原因となるもの)

むくみができるのは、病気のサインであることがあります。

ここでは、浮腫みの原因となる病気をまとめました。

下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは、中年の女性に多い病気で、血管にある血液の逆流を防ぐための弁が正常に閉じなり、
血液が逆流することによって起こる足の血管の病気です。

症状としては、ふくらはぎの血管がボコボコ膨らんで、浮腫んできます。

更に進行すると、皮膚に穴が開く症状が出る皮膚潰瘍になることもあります。

心臓の病気(心不全)

心臓は全身に血液を送るポンプ機能を果たしています。
病気などが原因でその機能が低下すると、全身へ新鮮な血液を送ることができなくなり、
身体の末端である足にみずが溜まり、浮腫みが生じます。

腎臓系の病気

腎臓は、体内の水分量を調節したり、老廃物を尿として排出する働きを持っています。

何らかの原因によって腎臓の機能が低下すると、
いくつかの腎臓の病気によっては、浮腫みが生じることがあります。

(全ての腎臓の病気で浮腫みが生じることはないです。)

腎不全による浮腫みを腎性浮腫と呼び、
下肢だけでなく全身が浮腫むことがあります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症とは、甲状腺ホルモンの分泌量が少なくなることで、様々な機能低下が発生する病気です。

甲状腺は、身体の新陳代謝を促進するホルモンが生成する働きがあり、のどぼとけ付近にある器官です。

女性の場合、甲状腺ホルモンの異常によって浮腫みが生じることが多いです。

永続的なものと、一過性の甲状腺機能低下症で浮腫みが生じることもあり、普段より疲れやすくなるなどの症状もあります。

肝臓系の病気(ウイルス性肝炎、脂肪肝、アルコール肝炎、肝硬変など)

肝臓は沈黙の臓器といわれていて、代謝やデトックスをする働きがあります。
肝臓の機能が低下すると、血液の中に水分ととどめておく働きをするアルブミンというタンパク質の合成を正常にできなくなり、
血液中のたんぱく質が低下する低蛋白血症を引き起こす為、浮腫みが生じたり、
身体全体がだるくなり、疲れやすくなってきます。

高血圧

高血圧の人は、血液がドロドロ状態で、血液の流れがスムーズでない為、浮腫みが起きます。

漢方による浮腫み改善の効果とは?

漢方によって浮腫みにどんな効果があるのかを解説するとともに、
漢方を購入する際の注意点も紹介します。

水分の循環がよくなる

漢方は、身体が本来持っている機能を回復させることを得意としているので、
むくみのような体のめぐりが悪くなっている状態を解消するのにも向いているといわれています。

気・血・水のバランスを整える

気や血・水が体内をスムーズに循環しているのが健康的な状態ですが、
浮腫みは、このバランスが崩れて巡りが悪くなっていることが原因となって生じています。

漢方では、気・血・水のバランスを整えることを重要視しているので、
足りないものを補い、過剰なものを取り除くので、
浮腫みの解消効果も期待できます。

身体を温めるので、体質改善できる

むくみは冷えからきていますが、漢方には身体を温める作用のある生薬を使用しているものが多く、
冷えやすい体質改善効果が期待でき、又、浮腫みだけでなく身体全体の活力を取り戻す作用があります。

漢方を購入する際の注意点

漢方は、それぞれの人の体質を見極めて使う必要があります。
他の人には効果があった漢方でも、自分には合わない場合があります。

体質に合わないものを服用すると、逆効果となることがあるので、
安易に自己判断をせず、医師や薬剤師に相談して服用をしましょう。

漢方薬は通販などでも購入できますが、海外産のものは、日本で認められていない原料が使用させていることもあるので、
基本的には漢方専門の医師や薬剤師の方に相談して処方してもらいましょう。

むくみ改善に効果的な漢方薬とは?

むくみ改善に効果的といわれている、
主な漢方薬を5つご紹介します。

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

身体を温める効果のある生薬で、
冷えが原因をなっている浮腫み改善の効果が期待できます。

又、当帰芍薬散に配合されている、利尿作用のある生薬が水分代謝や排せつ機能を高め、
血液循環を促進させる効果があります。

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

余分な水分を取り除き、身体の水分循環を良くし、滋養強壮作用や汗を調節する作用もあり、
消化吸収も助けつつ全身の機能を高めます。

水太りで疲れやすい方に向く処方です。

真武湯(しんぶとう)

体内に溜まった余分な水分を排せつさせ、身体を温める作用があります。

新陳代謝が悪く、自分の力で身体を温めることができにくい虚弱体質の方、
浮腫み、胃腸が悪く、腹痛や下痢や消化不良を起こしやすい方に適している漢方薬です。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

腎機能を回復させる漢方薬で、老化による腎機能の低下にも効果が期待できます。

疲労感、下半身が冷えて浮腫む方、尿量が少ない、残尿感がある、めまい等の症状改善にも効果的です。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

利尿作用や発汗作用によって、余分な水分を排出し、新陳代謝を活発にさせ、体内の毒素を取り除きます。

又、胃腸の余分な熱も取り除く作用もあります。

代謝を高めることができる為、痩身効果を求めて使用されることもあります。

便秘がちな方やお腹周りの脂肪が気になる方に適しています。

五苓散(ごれいさん)

余分な水分を排出させる作用があり、多量の水分摂取をしているのに、
排出量が少ない方や、めまい、頭痛などに悩んでいる方にも適応しています。

まとめ

いかがでしたか?

漢方薬には、浮腫み改善効果が期待できる、
多数の種類があることがお分かりいただけたと思います。

漢方は、身体に優しく、副作用もないといわれており、
むくみだけでなく、根本的な体質改善も期待できます。

浮腫みに悩んでいる方は、
一度、漢方の力を借りてみてはいかがでしょうか?

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