NAISHO

誰にも言えないデリケートなお悩み・コンプレックス解消情報サイト

むくみを放おっておくと重大な病気へ!?

Share Button

女性の方に多い体のむくみですが、もしかしたら病気が原因となって浮腫みが生じているのかもしれません。
浮腫みを放置していると、その病気が悪化してしまう可能性もありますし、
又、できた浮腫みをそのまま放置していると、病気に発展してしまう危険性もあります。
こちらでは、浮腫みを放置することで起きる可能性のある病気の種類や、
浮腫みができるメカニズム、できてしまった浮腫みの簡単な解消法をご紹介します。

浮腫みは何故できる?

浮腫みが生じてしまうメカニズムを解説します。

浮腫みができるメカニズム

浮腫みは血液の循環と深く関係しています。

通常、心臓がポンプのような働きをすることによって、体内に流れる血液は動脈を通して、水分や栄養分を細胞へ供給し、
同時に細胞内で不要となった水分が、静脈やリンパ管に戻ってきて体内で再び循環をしますが、
静脈やリンパ管が正常に流れず、戻るべき水分が溜まると浮腫みが生じ、
免疫力も下がります。

浮腫みを改善すると免疫力もアップ!

リンパ管は、細菌やウィルス等を退治する重要な役割を果たしています。

血液の心臓を戻す役割のある静脈とリンパ管の働きの
バランスが良ければ浮腫みは生じなくなり、免疫力も上がります。

むくみを放置することで発症する可能性のある病気とは?

むくみは病気のサインとして起こることもある(その際の浮腫みは浮腫と呼びます。)ので、
そのまま放置をしていると、病気が進行することもあります。

又、血行不良や代謝不良によって浮腫みは生じるので、
そのまま放置していると、様々な体の不調が起き、
病気へと発展する可能性があります。

こちらでは、むくみを放置することで起きる可能性のある病気を
6つ取り上げています。

下肢静脈瘤

足の浮腫みは、深刻な病気の前兆の可能性もあり、
足の浮腫みを放置すると、下肢静脈瘤になることもあります。

下肢静脈瘤は、年配の女性に多く見られる血管の病気ですが、最近では低年齢化が進んでいるようです。

「下肢静脈瘤」になると、足を流れる静脈が拡張したり、屈曲することで、足がコブの様に膨らんだ状態になり、太い血管が突起するので、見た目も悪くなります。

ただの浮腫みだと思って放置をすると、慢性化してしまい、症状が更に悪化します。

血液の循環が悪くなることからくる、足の重さやだるさに悩まされたり、太い静脈に弁不全が起こってしまうと、
浮腫みやだるさがひどくなったり、重症化すると、皮膚に穴が開く症状が出る皮膚潰瘍になる可能性もあります。
重症化すると手術が必要になり、完治は困難となるので、浮腫みは放置せず、早めに解消するようにしましょう。

肝性浮腫(肝硬変など)

肝臓が生成するアルブミンという物質が減少することで、細胞間に水が溜まりやすくなり、
むくみが生じます。
酷い足のむくみを放置していると、肝機能異常を見落とし、悪化させる恐れがあります。

腎性浮腫(腎不全など)

腎臓機能の異常により浮腫みが生じる場合があります。
腎臓の機能の低下によって、余分な水分や塩分が正常に排出されず溜まってしまったり、
たんぱく尿が大量に出ることで、体内の水分バランスが正常に調整できなくなることで、手足に浮腫みが生じます。

腎臓の病気は、初期段階では自覚症状がほとんどない場合が多いので、浮腫みがサインとなります。
浮腫みの症状がひどい時は、腎臓の不調が悪化している可能性がある為、早めに専門医へ相談してみて下さい。

心性浮腫(慢性心不全や肺性心など)

心臓の機能が低下すると、体内に水や塩分が溜まり、浮腫みが生じます。
心臓は全身へ血液を送る役割を果たしている為、浮腫みが全身に生じることもあり、
夕方から夜にかけて浮腫みの症状があらわれることが多いです。

内分泌性浮腫(甲状腺機能低下症など)

血液中の甲状腺ホルモンが不足すると、甲状腺機能の異常が生じます。
甲状腺機能低下症によって、指で押しても跡が残らず、すぐに戻るという症状の浮腫みが出来ます。
更に病気が進行すると、顔や手や瞼がにも浮腫みが生じます。

栄養障害性浮腫(メネトリエ病、蛋白漏出性胃腸症、ビタミンB1欠乏症など)

極度に栄養をとっていなかったり、偏食などでビタミンB1が不足して脚気になっている時にも浮腫みが生じます。
浮腫みをそのまま放置していると、メネトリエ病、蛋白漏出性胃腸症、ビタミンB1欠乏症などの病気が進行する可能性があります。

むくみ解消法 (ストレッチ)

むくみを解消する為の、簡単なストレッチの具体的なやり方を紹介しています。

私も浮腫みができた時に実践していますよ。

両手足を上げてブラブラさせる

上半身に戻れずに下半身に溜まった血液を心臓に戻すことができる、とても簡単な体操です。

足は重力の関係で、血液が溜まりやすい部位です。
足を高くして動かすことで、足に溜まった血液が上半身へ戻りやすくなります。

~やり方~

1、仰向けに寝て、両手足を床に対して垂直にあげ、両手足をブラブラさせる。

(ゆっくりでなく、少し早めに手足をブラブラしましょう。)

足を壁にもたれさせながら上げる

マッサージも何もいらない!
ただ、足を上げるだけの超簡単な方法ですが、効果はありますよ。

~やり方~

1、壁にお尻を近づけて、仰向けになり、
壁にお尻をつけるようにして、足を壁にもたれさせ、できるだけ高く上げます。

1の状態のまま3~5分。

足首回し&足指グッパー

足指を広げてたり、閉じたりすると血行が良くなります。

~やり方~

1、 足の指をグッパーと開いたり閉じたりしながら、
足裏の筋やすねの筋を思いきり伸ばすのを意識しながら、足首を回します。

むくみ解消法 (ヨガ)

簡単に浮腫みを解消してくれる運動の1つにヨガがあります。

ここでは、簡単にできるヨガの具体的な方法を1つ、紹介します。

両手足を伸ばすポーズ

※ヨガでは、鼻呼吸をします。

~やり方~

1、仰向けに寝る
2、両手を頭の上で伸ばし、両足も伸ばす。
3、足の甲も伸ばしながら両足を下へ引っ張られるように思い切り伸ばしながら、両手は上に引っ張られるように思いっきり伸ばす
4、3の状態で、5呼吸してから力を抜く

むくみ解消法 (筋トレ)

むくみを解消するには、足の筋肉を(特にふくらはぎ)つけると効果的となります。

カーフレイズ

カーフレイズは、かかとを上げ下げする、簡単な筋トレ法です。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。

1、かかとを上げてつま先立ちをし、かかとを下ろします。
2、かかとを上げておろす動作をゆっくり繰り返します。

むくみ解消法 (足をマッサージする)

足の筋肉(特にふくらはぎ)やリンパ節をマッサージをすると血液の循環が改善されるので、浮腫み解消に繋がります。

リンパ節をマッサージする

リンパの流れが滞りやすい箇所(腋の下・足のつけ根・膝の裏)をマッサージしましょう

リンパ管をリンパ液は流れ、リンパ管はリンパ節に集まり、心臓へと流れます。
この接点となるのが腋の下や足の付け根、膝の裏部分となります。

むくみ解消法 (足枕をする)

足に降りてきた血液を上げることができる為、足枕をすると浮腫みに効果的となります。

足枕をして就寝すると翌朝、浮腫み改善が期待できます。

むくみ解消法 (運動をする)

足のむくみを解消するには、適度な運動も重要です。

ウォーキング

正しく歩くことで、下半身の筋肉を全体に使うので浮腫みが改善されます。

特にふくらはぎの筋肉強化

特にふくらはぎの筋肉を強化すると、ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が強化されるので、
足に降りた血液が心臓に戻り、足に溜まる水分が減少し、浮腫みが改善されます。

ふくらはぎを伸縮させる

長時間椅子に座るお仕事をしている方は、
常に意識してふくらはぎを伸縮させると、浮腫みが解消されます。

長時間同じ姿勢でいないようにする

長時間同じ姿勢でいると、血行が滞り、浮腫みの原因となるので、
こまめに身体を動かしましょう。

むくみ解消法 (食べ物)

食習慣を見直して、浮腫みを改善しましょう。

冷たい飲み物や食べ物は控える

冷たい飲み物や食べ物を大量に摂取すると、身体の組織や血管を収縮させることにもなるので、
浮腫みが生じやすくなります。

又、冷たい食事は胃腸を壊しやすく、消化を悪化させる恐れがあり、消化が悪くなると、下痢となる為、代謝や血行不良になってしまいます。
浮腫みの原因となりますし、肝臓の機能低下や腎臓の機能低下にも繋がる可能性があるので、
出来るだけ飲み物は常温のものを飲みましょう。

塩分をとりすぎない

塩分の多い食べ物を多量に摂取すると、体内の塩分濃度が上がり、
身体はバランスをとる為に水分をため込もうとする為、浮腫みやすくなります。

水分過多(水分を体外へ排出をしない)

水分を摂取しすぎると、余分な水分が体内にたまるので、浮腫みが生じやすくなりますが、
体外へきちんと排出されれば問題ありません。

水分を多く摂取してもトイレを我慢する、汗をかかないなど、体外へ水分が排出されないと、
余分な水分が体に溜まる為、浮腫みとなります。

水分の控えすぎ

水分を控えすぎると、血液濃度が高くなり、身体にとって危険な状態となりますし、
血液中に水分を取り込もうとして過剰供給される結果、余分な水分が排出されず、浮腫みとなります。

※成人の場合、
あくまで目安ですが、飲料から摂取が必要とされているのは1200mlだそうです。

むくみ解消法 (冷え防止)

冷えると、血流が悪くなり、浮腫みの原因となるので、身体を冷やさないようにしましょう。

冷えから身体を守る工夫を!

特に足や足先を温めましょう。

夏場のエアコンの冷風は、部屋の下に溜まるので、足が冷えてしまいます。
デスクワークをしていている方は、冷風が直接当たらないように工夫すると浮腫み解消効果も上がります。

冬も足先から冷えてくるので、温かい靴下や、タイツを履くなど工夫をしましょう。

湯船に浸かる・足湯

入浴は、シャワーで済ませるのではなく、
湯船に浸かり、半身浴等をして身体を十分に身体を温めましょう。

足湯も浮腫み改善に効果的です。

まとめ

浮腫みは足が太くなってしまうなどの見た目の悪さだけでなく、
放置すると、重篤な病気に発展する可能性もあるので、
浮腫んでしまったら、早めに解消しましょう。

又、身体に浮腫みを生じさせない為にも、普段から、身体をこまめに動かしたり、冷え防止をするなどして、血行や代謝を良くする生活を送りましょう。

Share Button

NAISHOについて