つわりが辛すぎる…どんな対策がある?
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つわりは人によって症状が異なります。
ひどいつわりに苦しむ人もいれば案外軽いつわりで終わってしまう人もいるのです。
つわりが辛すぎる場合にはどうすればいいのでしょうか?
Contents
つわりについて
妊娠すると出てくる嫌な症状がつわりです。つわりを全く感じない人はほとんどいません。ひどく症状に苦しめられる人もいれば案外軽く終わってしまう人もいます。
つわりの原因
つわりの原因について見ていきます。つわりの原因はまだはっきりと解明されていませんが、おそらくホルモンの乱れからくるのだろうと考えられています。
つわりが続くのはいつまで?
辛いつわりがあると早く症状が収まればいいのにと思うでしょう。つわりはいつまで続くのでしょうか?妊娠すぐにつわりの症状は表れてきます。つわりが終わるのは人によって異なります。出産直前までつわりに苦しめられる人もいます。多くの場合、5ヵ月(16週目)ごろ安定期に入ると落ち着いてきます。
つわりの症状別の対策
妊娠した多くの女性が悩まされるがつわりです。つわりにはいろいろな症状があります。つわりの症状ごとの対策を紹介します。
吐きつわり
吐きつわりは常に吐き気があり、何を食べても気持ち悪くなり吐いてしまう症状です。吐きつわりで食べられないときは、無理に食べる必要はありません。赤ちゃんのために栄養を取らなければならないと思って無理をすると余計に気持ちが悪くなり吐いてしまうので、悪循環です。食べやすいものや食べられそうなものを食べましょう。ゼリーやプリンなら無理せず食べられるでしょう。
食べつわり
食べつわりは空腹になるとつわりが襲ってくる症状です。空腹感を減らせばつわりンも症状が少しは抑えられるでしょう。通常は1日3回の食事ですが、食事をこまめにとりましょう。ただし通常通り食事をするとカロリーを取りすぎてしまうので、1回あたりの食事量を減らしましょう。空腹時に何か食べないと気持ちが悪い、なのに食べると吐いてしまう症状になる人もいます。食べ過ぎると吐いてしまうので食べる量を減らしましょう。
よだれつわり
よだれつわりとは唾液が異常に多くなってしまう症状です。唾液が多くなることで気持ち悪くなり、吐き気を催します。消化機能の低下によって水分の代謝が悪くなっていることが考えられます。呑み込めないのであれば無理に飲み込む必要はありません。吐き出すための容器を用意しておくと便利です。
においつわり
いろいろなにおいに敏感に反応してしまい吐き気を催す症状がにおいつわりです。妊娠する前は全く平気なにおいだったのに、新進したとたんにダメになるにおいがあります。特に揚げ物のにおいはダメになる人が多いです。自分がどのにおいがダメなのかがわかれば対処の仕方が分かるでしょう。鼻栓やマスクで対策することも一つの方法です。
眠りつわり
眠りつわりはりつわりはきちんと睡眠をとっているにもかかわらず、常に眠くなる症状です。倦怠感、記憶力や判断力の低下が引き起こされる人もいます。どうしても眠いなら無理して起きずに体を横にして眠りましょう。
妊娠悪阻の可能性も
あまりにもつわりが辛い場合は、妊娠悪阻の可能性もあります。食事だけではなく水分も取れず、日常生活に支障をきたしてしまうほどつわりの症状がひどいなら妊娠悪阻かもしれません。
通常のつわりは
通常つわりは、妊娠4~6週目に始まり、12~16週には症状が落ち着くと言われています。吐き気、眠気、倦怠感などは通常のつわりと考えていいでしょう。
妊娠悪阻の場合
あまりにもつわりの症状が強く出て日常生活もままならない状態であれば妊娠悪阻の可能性もあります。赤ちゃんの成長も妨げる可能性もありますから、早めに対策を取ることが必要です。
全妊婦の0.5%が妊娠悪阻になると言われています。つわりの症状が悪化し脱水症状を引き起こしたり、栄養が全く取れない状態、全く起き上がることが出来ないほど体がつらい状態であるなら早めに医療機関を受診しましょう。
まとめ
妊娠するとすぐにつわりの症状が出てきます。人によってつわりの症状は異なりますが、あまりにも辛いつわりの症状が出ているのであれば、遠慮することなく医師に相談をしましょう。
つわりを少しでも軽くできる対策をアドバイスしてくれるはずです。つわりは妊娠すると誰でも経験することだからと思って一人で抱え込むことはありません。辛い時には周囲の人に相談をしてサポートをしてもらいましょう。